君のその図太さや諦めの悪さは、十分強みだと思うんだが……。
ふっ、怒るなよ。褒め言葉だ。
……まあ確かに、この学園で過ごす以上ある程度の力はあった方が安全だろうな。……君自身がその強さを持つ必要はないと思うが。
わからないか?
……いるだろう、君の周りには。
不自然なほどにやたらと親切で、ヘラヘラと人畜無害そうに笑って……あわよくば君を"モノ"にしようと考えている馬鹿な連中が。そいつらを利用してやればいい。
君がちょっと困った表情をして近づけば、簡単に言うことを聞かせられるだろ。思う存分使ってやれ。