カリム:ええっ、大丈夫なのかユウ!?
オレはベッドに入ったらすぐ寝ちまうからわかんねーけど、寝たくても寝れないって多分すっげーつらいよな?
……あっ!今日スカラビアに泊まりにくるか?フッカフカの枕とベッド用意してやるぞ!
ジャミル:いや、慣れない環境だと逆に興奮して眠れなくなるだろう。寝る場所を変えるのは避けた方がいい。
……まあ、グリムだけをスカラビアで一晩預かるのはいいかもしれないが。あいつがいると無駄に騒がしくなって身体を休めるどころじゃなくなりそうだしな。
カリム:そっか……わかった!なら今晩グリムをスカラビアに招待しようぜ!ジャミルの美味い飯があるって言えばあいつも喜んで──
ジャミル:いや、俺は今晩オンボロ寮で過ごす。
お前の飯は用意してから行くが、グリムの分は適当にどうにかしてくれ。あ、冷凍庫の作り置きには手を付けるなよ。
消灯時間前には戻るから、それまでスカラビアの方はお前に任せた。まあ寮長なんだから当然だが。
カリム:え……。
ええ〜〜〜〜〜っ!?→