名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

す、すまない。助かったよ。
まさか肩の上にスカラベが飛んでくるとは……。
はあ……この場にユウがいなかったらどうなっていたか、考えるだけで恐ろしいよ。本当にありがとう。

お礼と言ってはなんだが……これを君に。俺は食欲がなくなったから、代わりに食べてくれ。

(先程「食後のデザートに」と取り分けた果物の皿をこちらへ差し出した。)