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名前:ジャミル・バイパー
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うっとりです
(なにやらずっと書き物をしている彼の肩へと凭れ掛かると、空いている手でこちらを支えるような仕草をしつつペンを置いた。)
はあ……またこいつはこんなところで──
!な、なんだ。起きてたのか。
……いや、てっきり君が寝てしまったのかと思って……急に触れて悪かったな。
君は泊まるとき、ここでよく居眠りをするだろう。その度に空き部屋に運んでやっていたから、癖みたいなものというか……。
まあ、寝落ちしてないならよかったよ。今日はちゃんと自分の足で部屋まで行ってくれ。