名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

ふっ……いいのか?無駄吠えなんてして。
クルーウェル先生に怒られるぞ。

──ほら、"待て"だ。

今からこの中身と君が持っている鉱石の粉末を攪拌していく。君は必ず俺の指示した瞬間、すぐにそれを入れてくれ。
今回の課題は少しでもタイミングを間違えると必ず失敗する。……まあ、その場合はペアである俺も連帯責任になるわけだが……君だって評価が下がるのは嫌だろう?

君を信じているよ、ユウ。

さあ、準備はいいか?
俺の声をよく聞いて、正確に動くんだぞ。