……な……なんで了承してないのに勝手に語り始めるかな……。
拙者の反応関係なく話したいだけなら、最初に「恋愛相談してもいいですか?」なんて訊かないで欲しいんだけど。
ていうかむしろその時点でこっちの意思丸ごと無視してるわけだし、いっそ壁にでも話しておけばいいのでは?話聞く気ないだろ。
そもそもこんな非リア充にまともなアドバイスなんてできるわけないですし。完全に人選ミス。もしかしてユウ氏って視力悪い?ちゃんと見えてる?主に人の嫌がる表情とかさ。
……はあ。
──別に、ジャミル氏ならいつも君のこと気に掛けてるじゃん。
なにかトラブルが起こったらカリム氏と君の安否確認が最優先って感じだし、見てるこっちが恥ずかしくなるくらいベタに"恋愛ルート入り確定"っていうか……。
ジャミル氏もわりと表情に出やすい方だよね。君ほどじゃないけどさ。
(つらつらと並べられていく言葉が聞き取れず首を傾げると、ハッと我に返った様子の彼は気まずそうに視線を逸らしつつ口を開いた。)
あ〜……いや。だから、まあ。このままほっといても収まるとこに収まるのでは?ってこと。……デス。はい。
……………あの、もう行ってもいい?