──ああ……やはり雰囲気でわかってしまうものか?
君の言う通り、確かに俺たちは付き合ってるよ。
彼女がなかなか厳しくて、臍を曲げると面倒なのも当たってるな。
(徐に取り出した自身のスマホをこちらの手に持たせると、目の前の女性に見せ付けるようにそのまま腰へと腕を回して抱き寄せた。)ほら……こうして常にスマホをチェックしたがるから、君と連絡先の交換なんてできないんだ。
君と一緒に写真も撮れないし、手帳にサインも書けないし……このままお茶を一杯、なんてもっての外さ。
……まあ、そういう嫉妬深いところも可愛いんだが。
すべては、彼女に嫌われたくない俺が自主的にやっていることなんだ。……俺の恋人の悪口はやめてくれないか?
悪いが、失礼させてもらうよ。
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