名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

へえ……?
愛しの恋人に対して、まず挙げる好きなところがそれなのか。
……いや?別に怒ってはいないさ。むしろ君の素直な気持ちを知れて嬉しいくらいだ。

なら、存分に見てもらおうか。君が好きな俺の顔を。

(座っていた姿勢から覆い被さられると気付けばソファーに押し倒されており、こちらの頬へと手を添えた彼は唇が触れ合いそうなほど距離を詰めてきた。)

ほら……ちゃんと見てくれないと困るぞ。視線はこっちだ。
……なんだ、今更これくらいで恥ずかしがっているのか?
このままキスしたって俺は構わないんだが。

ん……?いや、君にもっと俺に夢中になってもらおうと思ってな。
好きなんだろう?俺の顔。

ふっ……こら、ユウ。どこを見ているんだ。
君の恋人はこっちだぞ。……さあ、俺の目を見てくれ。