名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

!……気が付いたか。
大丈夫か?ユウ。……ああ、無理に起きなくてもいいぞ。そのまま横になっていてくれ。

ふむ……まだ少し顔が赤いな……。
どこか身体に違和感はないか?喉が渇いているなら水も用意してあるが……。

(気遣わしげな視線にこちらが首を傾げると、それに気付いた彼は呆れた様子で溜め息を吐いた。)

……その表情、まさかなにがあったのか覚えてないのか?

はあ……ほら、さっきの魔法薬学の授業。君、グリムを庇って失敗した魔法薬を被ってしまっただろう。
あれには飲酒後の酩酊状態に似た効果が表れたみたいでな……君は授業中に倒れてこの保健室に運ばれたんだ。クルーウェル先生からも「意識が戻ったらそのまま早退するように」と指示が出ている。

だから、君が歩けるようならこのままオンボロ寮まで付き添おうかと思ってるんだが……どうだ、立てそうか?

にこにこ
ぐすっ……
ちゅっちゅ