……そんなことを言って、本当に俺が独占紛いのことをしようとしたら困る癖に。
(思ってもみない返答に目を瞬かせると、悪戯に目を細めた彼がこちらの鼻を緩く摘んだ。)
言っておくが、俺はやると決めたらとことん突き詰めて実行する男だからな。……君を"独り占め"するとしたら、中途半端に他の連中が邪魔をする環境なんてあり得ない。
ありとあらゆる手段を使って、完璧に君と二人だけの空間を作ってみせるぞ。
もちろん、グリムやエースたちにだって干渉されるのはごめんだ。あいつらが接触できないよう確実に君を隠蔽する。
……どうだ、そんなのは嫌だろう?
いいんだよ、今のままで。たまにこうして君と穏やかに過ごすことができれば、それだけで満たされる。……別に、無理矢理俺だけを見て欲しいわけじゃないからな。
……君が"みんなで一緒に"を楽しんでいることは知ってるさ。