名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

はあ?なんだ急に。……俺がそんなことをするような男に見えるのか?
君以外の女性なんて、本当に興味がないんだが……。

……なんて、口ではいくらでも言えるか。
君もそれだけじゃ不安だから、こうして俺にカマを掛けてきたんだろう?まあ、直球すぎて意味がない気もするが。

……なあ、ユウ。
本当に浮気なんてしていないんだが……どうしたら君は納得できるんだ。
スマホの履歴でも見せればいいのか?それで君が安心できるならいくらでも見せられるぞ。……ほら。

(あっさりと差し出されたスマホはなかなか受け取ることができず、やがて居た堪れない感情のまま彼に抱きついた。)


はあ……本当に狡いやつだな、君は……。
……いや、別に。

──ほら、なにか言うことは?

ごめんなさい……