ジャミル:!
(……ユウのやつ、また授業中に変なアピールを……。
他の連中に気付かれたらどうするつもりなんだ。そういうことは二人きりのときにしてくれ、とあれほど……いや。まあ、他者がいない状況でそんなことをされたら少し面白いが。どうせキスするなら直接してこい。
っ……じゃなくて。そもそもあいつは自分の可愛さに無頓着すぎる。自分の何気ない仕草一つで、どれだけの男が心を奪われることか……。やはりよくよく伝えておいた方がいいな、この授業が終わったら声を掛けよう。
……いや、待てよ。もし注意したあと、ユウがこの手のアピールをしてこなくなったらどうする……?あの羞恥が入り混じった愛らしい笑顔が見られるのは当然俺だけだとしても、それを拝む機会が減ってしまうのは──)
トレイン:バイパー、君はさっきからどこを見ているんだ。
きちんと授業に集中しなさい。余所見は感心しないぞ。
ジャミル:!す、すみません……。