名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

……ん?
ああ、もうそんな時間か。すまない、そろそろ昼食にしよう。
……わかってる、今日も俺が食べさせてやろうな。
君はただ座っているだけでいい。……気にするな、俺がしたくてやっていることだ。

昼食後はなにがしたい?
まだ時間はたっぷりあるし、君が前に言っていた映画のDVDでも──
……「麓の街へ行きたい」?

ユウ、それは駄目だ。以前知らない男にナンパされて泣きそうになったのを忘れたのか?
……外の世界は危ないんだぞ。できることなら学園にも足を踏み入れて欲しくないのに、不特定多数の男が行き交う場所なんて危険すぎる。
なにか欲しい物があるなら俺が用意するよ。だから外出はやめよう。……な?

……そうだ、いい子だな。

なんだかこのままだと……