名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

ははっ、やっぱり来たか。
君用にお菓子を一つ取っておいて正解だったな。……ほら、どうぞ。味は保証するよ。

(手のひらに乗せられた包みにお礼を伝えて去ろうとするも、彼に腕を掴まれたため叶わなかった。)

おっと、どこに行くんだ?
君がそれを言っても許されるなら、当然俺だってそうだよな。
……ユウ。

──トリック・オア・トリート。

え……!?