名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです


っおい、なにを考えてるんだ。こんなところじゃ……!

……………はあ。

(咎める声に構わず目を閉じたまま待っていると、しばしの間の後頬へと柔らかなものが触れてすぐに離れていった。)

終わりだ。……もうしないからな。
こんないつ人が来るかもわからない場所なんて落ち着かないだろう。……どうせするなら、人目を気にせずゆっくりと君に触れたい。

……ほら、もう行くぞ。