名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

……は……?

(急に低くなった声に驚く間もなく、"ドン!"という大きな衝撃音とともに彼の手がこちらの背後の壁へと叩き付けられた。)

──どういうことだ、ユウ。
「して貰ってもドキドキしなかった」……?
あいつらにも同じことを強請ったのか。こんな恋人にしか許されないような行為を?
……この距離で、エースたちと笑い合ったのか。
それで「ときめかないから試しに俺にも頼んでみよう」って?

はっ……だとしたら、君は随分と節操がないんだな。異性に心を浮つかせるためならなんでもするらしい。

……おい、どこを見てるんだ。
まだ話は終わってないぞ。

おずおずと見上げる