や。喰らうてもおらぬ
術もあるが、それなくしてもやせ細り肉も無いめのこなど喰らう気にもならん

しかし"贄とならねば怒りは収まらぬ"と思い込んでおるようでの。是非とも私めを…と。
自ら命を絶とうとするやつすら出てきた

もうあんまりにも厭わしくての
そこらの鳥を落とし食えそうなものはあらかた持たせ村に帰らせたわ






何があったかはしらぬが
そこからはどうやら持ち直したようでの
次の年には豊年満作ときたらしい


やれ"怒りをお鎮めになされた"だの"村をお救いなさった"だの…

わしは何もしておらぬ
生贄?ってことは食べたの?