ふむ。そういえばこれまでのは妾たちと出会う以前の物語であったが、このスメールへは妾たちと出会った後に赴いた地であったな?

そう言った観点で見れば新鮮味のある話しじゃのう♪

どれどれ…?(パラパラ…)


『スメール学術書〜叡智の開花〜』


題は学術書と来たか。それに叡智と開花・・・。

スメールは知恵の神であり草神が納める国…。その両者の特徴を捉えたよき題じゃのう。

しかし学術書と言ってしまうのは題名詐欺になってしまう。まあここは出版の前に妾が手直しして改題すればよいことじゃ。肝心の中身は・・・


「ファルザン先輩の未成熟にも思える小さな双丘の頂きを摘むと普段の古風な喋り方とは裏腹に見た目通りの可愛らしい声を挙げ、華奢な身体がピクリと反応する」


エッチな快感物語ではないか!!(バッシーン!!!)


これの一体どこが学術書じゃ…!

なに…?保健体育の教本になるじゃと?戯け…!!ただの官能小説じゃ!


官能小説か保健体育の学術書かは続きを読んでから決めてくれじゃと?通ぶりおって・・・(パラパラ…)


原稿を最初から読む…
自作小説スメール編