ええ、ハッピーハロウィン。君もモンドの子供たちにお菓子を配ってくれてるの?

そうよ。私たち西風騎士も子供たちにお菓子を配って・・・ってなに?その目?


その格好で子供たちにお菓子を配ってたのかって?


そうだけど・・・何かおかしい?

あ、もしかして仮装にしては控えめすぎた?けどそれも仕方ないの。

これは騎士団のみんなでお菓子を配ろうってなって、なんの衣装を着るかくじ引きで決めたのよ。

それで私が引いた仮装は一番布面積が広かったの。



パイモン「念の為聞くけどそれって冗談だよな?」


・・・冗談?冗談って、今の話しのどこに冗談を言う要素があったの?


パイモン「いや、そういえばここはモンドだったな」


それはそうと・・・

はい。ハッピーハロウィン。パイモンは子供だからお菓子をあげるわよ



パイモン「おお!ありがとなエウルア。じゃあお言葉に甘えて、トリックオアトリートだぜ♪」


パイモンの場合はトリートしか無いと思うけど?


パイモン「そんなこと言ってるとオイラの恐ろしいイタズラが待ってるぞ!」


いいけど、その恨みは覚えておくわよ?


パイモン「怖いからやめとくぜ。・・・・・・・・・じゃあ、オイラはあんまり一緒にいて知り合いだと思われたくないからさっさと帰るぜ」


え?もう?…って本当に行っちゃった。

パイモンもまだまだ子供ね?私の仮装を見て怖がって帰るなんて。


それで?君は大人だから怖くないってことかしら?



怖くない
エウルアハッピーハロウィン