それは勿論シンゲン様だ!
初めてお会いして、囲碁で対局した時の事は今でも鮮明に覚えている。

その対局は明らかに私の優勢であった。
しかし、シンゲン様の勝ちに対する執念… その圧倒的なオーラに気圧された私は一瞬で戦況を覆され敗北した。

自身のプライドや自信をズタズタに砕かれ、私は気づいた…いや気付かされた!

そう、これが『恋』なのだと!
好きな人