……南先輩、どこですか?

【ダンボールを床に置き、いつの間にか取り出していた銃を背中に隠しながら能見さんが尋ねた】

藤堂「ちゃんと説明するから後ろのソレしまえって。上司の家でぶっ放すなよオマエ」

………。

【能見さんが言われたとおり大人しく銃をしまうのを確認すると、南くんが口を開いた】





俺、南

秋田「……は?」

だから、俺。南
藤堂南、俺。信じられねーだろうけど

能見「体が入れ替わっちゃった、ってヤツですか?」

秋田「!?」

おお、それそれ!能見オマエあっさり受け入れられんのスゲェなぁ!

能見「そういうのがテーマのフィクションめっちゃ浴びてきてるんで」

さすがオタク〜

能見「いぇ〜い」(ハイタッチ)

秋田「えっいやっちょっ、と、待って!!

二人とも…こんにちは。……入って?1