【名前を呼ばれたので反射的に振り返ってしまった。…が、今のは寝言だったのだろう。あなたの名前を呼んだ以外は何も喋らず、さっきと変わらずスヤスヤと眠り続けている。

…やっぱり、もう少しいようかな。熱は引いてきたのかもしれないけど、まだ心配だし…と、リビングのソファに座った。暇潰しにスマホを弄り始める】

【…何だか眠くなってきた。ソファに横になって肘置きのところに頭を乗せる。うとうとしていると目の前がぼやけてくる。スマホの画面を見ていられなくなってきた。
 手に力が入らなくなってきて、ごとり、と床にスマホを落とした音は、すでに寝息を立てていたあなたの耳には届いていなかった】

え?→洗濯物を畳んで部屋に戻ってくる