【居間のテーブルの前に南くんを座らせて、持ってきた救急箱の中から消毒液や絆創膏を取り出して治療していく。南くんはしばらくじっとして黙っていたが、小さな声でぽつりぽつりと話し始めた。】



…………ごめんなさい……

ぼく… ぼく、お外からかえってきてつかれている○○ちゃんにおいしいごはん作ってあげたくて…ごはん作ってまってたら、○○ちゃん…よろこんでくれるかなって…ごめんなさい…

・「……南くん
【小】そっか、じゃあ傷の手当てしよっか1