「へー。○○、時々弟さんといっしょに寝てんだ。仲良くていいじゃん。弟さんいくつ?幼稚園くらい?」
「……え? 中3……?」
「……」
「ああ、いや変って言うか……びっくりした、うん。俺んとこも2個下の妹いるけど…もうこの歳でいっしょに寝たりとか無いからさ。普段からキモ!ウザ!とかお互い言い合ってるくらいだし…」
「……う、ん……あんま無いんじゃねーかな。中学高校にもなると、異性の兄弟でいっしょに寝たりだとか……俺も今、○○から聞いた以外でそういう兄弟は見たことないな」
「……な。寝てるだけ、だよな?まさかキスとか、それ以上のことしてたり……」
「……あはは!そうだよなぁ、流石にねーよな(笑)ごめん、変なこと聞いた」
「なー、何か飲んで帰んない?昨日バイト代入ったから奢るよ。新しいフラペチーノ飲みたいんだよね、俺」
【最近付き合い始めたばかりの恋人とあなたは一緒にカフェの中に入って行った】

………。
【カフェに入って行った2人を見て、その場から店内をぼーっと眺めたあと、表情を変えずに去って行った】