(…女僧侶ちゃんが居た。
内地に移る準備で忙しいようだ。
背中を叩いて、蘭花を送り出す。)



女僧侶「あっ…蘭花さん。」



この間は…本当にごめんなさい。
どうかしてました…

アタシのせいであなたが内地に行くなら…
アタシが辞めます、冒険者を。
だから…



女僧侶「…私…蘭花さんの言う通り…
〇〇さんのこと気になってました。
聖職者としてどうかと自分でも…ふふっ…

実は今回の内地行きは、
あの人の事を忘れたいのが一番の理由です。」



あっ…そ、そうだったんだ…
でも、ごめんなさい…


女僧侶「…回復、大事だったでしょ?」

は、はいっ…痛感、しました…


女僧侶「二人っきりでいたいなら、
〇〇さんの怪我、
蘭花さんがちゃんと手当してあげてください。

魔法は大変かもしれませんが、
薬草だって侮れないんですよ…
工作謝罪