「(俺の右手に絡んでくる蘭花の両指。
余った左腕を腰に回し、更に密着させる。)」
んー…ん゛ん゛ー!!

「(何を唸ってやがるんだ。
これはお前が始めた物語だろうが!

訳の分からない怒りをぶつけるように、
音を激しく立てながら、思い切り舌を吸いあげてやると…)」

ん゛ん゛…ッ!!

「(明後日の報告を向きながら、びくんびくんと、
生きの良い魚の様に彼女は跳ねた。

蘭花は、明確に、俺との接吻で、達した。

俺自身もその事実に昂りを抑えきれず、
無様に猿股の中で果てていた)」

吸い3