(助けてくれて本当にありがとう。
でも、私が雄英生なのは制服からわかるとして……
名前! どうして私の名前を知ってるの? )

うん、あなたのことは知ってるよ! 〇〇ちゃん♡!

ほら、雄英は体育祭を放映しているじゃないですか。
それで一目見たときから、私はあなたのことが忘れられませんでした。
ずぅーっと、お友達になりたいなぁって思ってたんだよ!

(そうなんだ。 あんまり目立った活躍はできてないのに、
覚えててくれてありがとう。
私もあなたと友達になりたい! 名前、教えてくれる? )

友達になりたいって、あなたも思ってくれるんですか!?
わあ、とっても嬉しい♡!
じゃあ、私たちはこれからお友達だよ! 約束なのです!

それで、私の名前は……うーん。
……いえ、やっぱり言わないでおきます。
だって、もしバレちゃったら寂しいもの。



名前なんてどうでもいいじゃないですか。
あなたとは、こうして2人だけで会うようにしますから。
2人だったら、私とあなた以外に呼び分ける必要も無いでしょう?