(今日の戦闘訓練はA組とB組の合同らしい。
告白を断った相手がいる手前やりにくいな……と不安に思っていると、例の彼が私と組みたいと声をかけてきた。
どう断ろうかと困っていると……)
……〇〇、俺と組もう。
(環くんがいつになく強引に割って入ってきた。
ふだんの彼なら、私が他の人と組もうとすれば
このように邪魔をするようなことはしないのに。
私は今回ばかりはと安堵し、彼の誘いを快諾する)

……そういうわけだから、君は他をあたってくれ。
行こう、〇〇。
(環くんは私の手を掴むと、彼と距離をとるように
足早に私を引連れた)
(これ以降、B組との合同授業では環くんが私のそばを
離れないようになった)