(あれ、環くん……? ……私、ここで寝ちゃってたんだ)

……〇〇、寝るなら部屋の方がいい。

共同スペースだと、いくらクラスメイトしかいない
とはいえ何かあるかもしれない。

部屋まで送るよ。





……いてて。


(環くんは私がもたれていた方の肩を回している。
私が寝崩さないよう、ずっと支えてくれてたみたいだ)