もう一回
……まだ
…まだまだ。何度でも、俺がいいって言うまで続けて
【首に入る力が少しずつ、少しずつ…強くなっていく。あなたは、自分を絞める彼の手にぺたぺた触れ、「すき」「だいすき」と濁った声で喘ぐように言い、そのたびに彼がほろほろと涙を流していく】

…こんどは、
今度は、聞かなかったことには、しないから
お前の言うこと、ぜんぶ信じる
全部ちゃんと受け取る
…だから…
だから、……今から俺が最後に言う言葉も、信じて?
【彼は力を緩めない。ますます強くなっていく。あなたの喉から妙な音が鳴る。あなたが暴れるたびに彼の手に力が入り、細い首を絞め上げる。失禁して、口から泡を吐く。
やがて全身の力が抜けていき、彼の手を掴んでいたあなたの腕が、ぽとりとシーツの上に落ちた】
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