………、

【「大丈夫、大丈夫だからね」と言いながら彼の背中を撫で続けたら、ふ……、っと突然彼の体の力が抜けた】



【恐る恐る、ゆっくりと、あなたの背中にも腕を回してくる。吐瀉物の付着する顔に、すり、とあなたが頬を寄せると、彼は目を見開き、あなたを突き飛ばした】





やめろよッ!!

・「かな、た……くん?
彼方くん、だいじょうぶ。大丈夫だよ…