ふー…出した出した
【ヌぷっ、と2回の激しい射精で流石に萎えた陰茎を抜き、サイドテーブル上の煙草を取って火をつける。意識の失くしたあなたを撫でながら隣で一服する。ふと、あなたの股座に目が行く。量が多すぎて自分の出した精液が少しずつ流れてきてる】
…あれだけ出したらピル飲んでても妊娠しそうだよなァ
【フィルターを舌先で転がしながら無表情で見下ろす。あなたの頭を撫でる】

……な。もし、俺たちに子どもが出来たらさ
…どんなガキだと思う?
男かな。女かな。双子や三つ子だったりして…なんてな、ハハッ
…顔はどっちに似てもいいけど、性格はお前に似てほしいな。俺はさ、ほら知っての通り″こんな″だから
【自嘲気味に笑い、煙草を指で挟んで俯く。
重くて固い何かに胸が押し潰されそうになる感覚に、息が詰まりそうだった。
灰がシーツに落ちそうになる直前にベッドサイドの灰皿に移し、短くなったそれの火を消してあなたの隣に横になる。セックスの直前、床に落としていた掛け布団をあなたと自分にかけてから隣で眠るあなたを抱きしめ、彼も瞼を閉じた】