ふはっ …やわらけー
お前の唇、ふわふわ

…唇だけじゃなくて、頬も、体も、手も…ぜんぶ、柔くて温かい(ぎゅ)

【あなたの手を握ったまま、耳元に顔を近づける】

…少し、勃ってきたかも

ね。触って?

お前から触ってくれたら、今日は痛いことも激しいプレイもしないよ
普通の恋人同士みたいに、やさしくしてあげる

…うん、ホント。だから、ほら…お願い

【あなたの手首を弱い力で掴み、下半身に誘導する。暗闇の布団の中で、緩く芯を持ち始めたソレに手が当たった。彼が、熱っぽい息を吐く】

触って…

【悲願するように、眉を顰め、目を閉じる彼。あなたは言われた通り、スウェットの上からソレを撫でるように触れた。陰茎はピクッと僅かに反応しただけだが、彼は耐えるように小さく声を漏らしてみせた】

…脱がせて、直接触って
服も布団も、汚れちまうから…

【かけ布団や毛布を捲り上げ、床に落とす。そうすると、彼のズボンが押し上げられているのが、星空の灯りで確認することができた。下に身に付けているものをすべて脱がす。陰茎が半分ほど屹立し、先走り汁を漏らしているのが見えた】

はー…はー…っ、

○○…

【急かすように名前を呟かれ、とりあえず竿の部分に触れてみる。固い。この時点ですでにこれだけ芯を持っているのに、完全に勃起したら今よりも更に固くなるのだから不思議だ、とあなたは呑気に思った。
 ゆるゆると抜いてみる。彼はさっきから腰がビクビク跳ねてて、あなたに自分の感じている顔を見せまいと顔の上で腕を交差するように乗せて、ハァハァと息を荒げている。とろん、と先走りが垂れてくる】

ハァ…ッ、○○…お願い、先っぽのほうも…

【喘ぎながら強請ってくる彼の声を聞き、先端をぱくりと口に含んだ】

ッ!! ッ…!?

、ぅ…っぐ、ぁ、ぁあっ!

【すると彼が大げさなまでに反応した。体全体を震わせ、一際大きい声で呻いた。口内に挿れた瞬間、陰茎も更に固くなり、グンとひと回りほど大きくなる】

っ…なに、咥えてくれんの?
嬉し…っ、予想外すぎて、ビビった…!

【どうやらあなたがフェラするとは思ってなかったらしい。先走りを舐めながら、つるつるの亀頭を舌で転がしていく】

あ、っあー… それ、いいッ…

ヤバ…すぐ出そう、

な、出していい?
このまま出したいから、口に射精されんのが嫌だったらイくときだけ口離して、手で受け止めて

【竿の部分を指で擦りながら、亀頭をぺろぺろと唾液をたっぷり含ませて舐めていく】

(ぢゅるっ、ぐぢゅ、ちゅっ、ぢゅぶっ…!)

は、ぁあっ!イくっ!出る、出すぞっ!

……ッ゛、ッッ イくっ……!!

(…びゅるっ!ぶびゅ、どぷゅっ!ぶぴゅっ…)

ッ…! …っ゛……、!

【口で全て受け止めたため、どろどろとした粘っこく熱い白濁液が、たぷ、とあなたの口内を満たしている。鼻から抜ける青臭い匂いを感じながら、ごくん、と音を立てて飲み込んだ。その様子をぼーっとした様子で見ていた彼が、慌てたように起き上がる】

えっ…お前飲み込んでくれたの?全部?

・「ん…、だっていつも口に出されたら飲んでるし…
その気に…1→ううん、いいんだよ。私に話してくれてありがとう