名無しに喜んでもらえることができたんなら私は満足だ。
今日は付き合ってくれてありがとな。
良かったらまた今日みたいに付き合ってくれ。
⋯⋯。
もうこんな時間か。
名残惜しいけど、今日はもう寝るか。
おやすみ。名無し⋯(ぎゅうっ)
[ナオはあなたを抱きしめて耳元で小さく『大好き』と呟き、耳にキスをすると自分の部屋に戻って行った]
✿✿✿✿
[翌日。あなたが目覚めると朝ごはんが用意されており、一緒に食事をしてナオと別れた。
上着のポケットには温かい物が入っていたので何かと探ると猫型の可愛らしいカイロがひとつあり、もう片方のポケットには携帯用ののど飴が入れられていたのだった]