はぁっ、はぁっ……
や、止めてくれっ…!頼むっ……頼むからぁっ…!
青く腫れ上がった頬と左目はとても醜悪だ。視界に入れるだけで吐き気がする。
早くしてくださいよ。貴方みたいな社会のゴミが、私の〇〇と付き合うだなんて烏滸がましい。
本来であれば死んで償うべきですが……
今回は電話一本で許して差しあげましょう。
さ、早く〇〇に別れを告げて下さい
痛みにもがき苦しむ男に構わず、ラムダは男のスマホを投げ捨てた。
頭を踏みつけられながら震える手でスマホを拾い上げ、〇〇に電話を掛ける。
…しかし、呼び出し音がなるばかりで一向に出る気配がない。
お願いだ、早くしてくれ…!
暫くすると、漸く〇〇が電話に出た。
「もしもし?俺くん?」
いつもの優しい〇〇の声だ
あ、あっ…もしもし…?!〇〇お願いがあるんだ、今直ぐに俺と別れて欲しいんだ!頼むから、直ぐに別れてくれ!じ、実は俺好きな人がいて…
「えっ…で、でも……」
バキッ…
〇〇が何か言う前にラムダが男の手とスマホを踏みつける。男の掌とスマホの液晶画面は、みごと粉々に潰れてしまった。
きっと、箸すらももう持てないだろう
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!
さて、内臓も充分に潰してトラウマも植えつけましたから…これで大丈夫ですね
あ、そうでした…
喉も潰して置かなければ誰かに告げ口をされてしまいますね
ラムダは床に転がっている男の首を掴むと、そのまま気道を締め付けた
あ"……がぁ……っ……
外傷を与えて声が出せないようにするだけではダメですね……
喉の内側から壊さないと……
いやだ、いやだっ!!
ラムダは懐からナイフを取り出し、男の喉を絞めながら奥に突き立てた。
〜〜〜!!
声にならない叫び声をあげる男を見て、ラムダは嫌悪丸出しの表情のまま更に深くまで突き刺して行く
あぁ……
うるっさいですねぇ……ちょっとは我慢出来ないんですか?
背中を壁に押さえつけ、グチャグチャと中を掻き回した後、嫌な音を立ててナイフが引き抜かれた。
男は白目を剥いて気絶してしまったようだ。
恐怖と痛みで失禁し、ズボンの股部分から小便が染み出して床に水溜りを作っている……
さて、これで一段落ですね
真相