……………ラムダの事を、何だか無性に撫でたい。黒色に輝く硝子玉のような、あの美しい丸みを撫でくりまわしてやりたい。
指紋がベッタベタに付くくらいには撫で回したい。

ぐへへ、覚悟しろよラムダァ…

私は欲望の赴くまま、ラムダの頭へと手を伸ばす……


…あ、駄目だ。全然足りない。


何とか奮闘してみたものの、全く届く気配が無い。
それもその筈…。ラムダの背丈は210cm…つまり自販機を軽く超す程の高身長であるからだ!
クッソ、このサイボーグ…無駄にデカい…!


その…〇〇さん?先程から何をやられて…?

ラムダは空を掻いている私の行為に困惑している!
撫でる