………◯◯、

(声をかけてきたのは……影の巌窟王)

やはり此処に居たか
お前はひとりになりたい時はいつも此処だな

……別に、誰に頼れとも泣くなとも言わないが
涙が空になるか、或いは泣き飽きたら出てこい

私の方にコーヒーを用意させとく
ミルクも砂糖も…お前が普段欲するだけの量と、あの弓兵の作るクッキーもな


………気に食わないが、カリオストロとでも口にするといい


(後ろから頭をひと撫でされ、気配が消えた)

隠れて泣く