ウィ、ヴォートルマジェステ

(目の前で恭しく片膝をつき此方の片手を取ると甲にカリオストロの唇が触れた)


………フフ、何やら不満そうな顔だ
私は貴女の下僕……手の甲が一番相応しいかと思いましたが…

ああ、それとも足の甲がよろしかったですか?

(大きな掌が太腿から脹脛の方へと撫で滑り落ちていき…足首を柔らかく包み持たれ片足が上がり、急なことで身体が揺れ咄嗟に前屈みになりカリオストロの肩に手を置いてしまった)


どうぞ、そのまま掴まってて…

(駄目、と制しの声を気にしない様子で靴を脱がしてきて、カリオストロの膝にその足を乗せられスカートが捲りあがり片手で押さえていると)


……ああ、やはり魔力の匂いが濃くなりますね

(うっとりと、恍惚な様子で低く囁かれた言葉と共に足の甲に唇が触れ)
(そこからじわりとした熱が帯びるのを感じた)
キスして