(伯爵エドモンの膝に乗ればびっくりした表情が)
(と、同時に胸の中をじくりとした熱が帯び胸を押さえる)

……この姿ならば炎が弱いと思ったのか?
魂を焼いているのだ……その感覚がわかるだろう?

理解したなら早く降りろ……


(いやだ、と首を振る)
(エドモンが感じてるのと同じ痛みだからいい)


お前………、
……まったく、敵わんな

もう暫くだけだぞ


(そっと抱きしめてくるエドモンの表情は穏やかだった)

エドモンの膝に乗る