『とめさーん』
ぎゅっこ、こら!〜何ひっついてんだよお!…っ(なで…)
(あれから留三郎は心無しか、貴女に寛容になった気がします)
(貴女は留三郎に会いに、頻繁に用具委員会へ通うようになりました)
『私も手伝う!』
いいって、危ないからお前は大人しくしてろ(わしゃわしゃ)
『でも…私だけ何もしないのも…』
何言ってんだ、お前はお客さんだろ?
何もしなくていいんだ(わしゃ…っ)
…そういやお前、よく保健委員会の手伝いしてたよなぁ。
『うん、伊作のお手伝い結構したよー』
あいつ、意外と人遣い荒いからなあ…
『お手伝いの他にも勉強させられたってゆうか、薬草とか、骨の話ばっか聞かされてたよ…いつもよく分からなかったなぁ…』
…すまんな、同室として謝る。
『留三郎が謝ることないよ!
つまんなかったけど、語ってる伊作が面白かったし…あれ』
(話してる内に何故か涙が出てきた貴女)