（○○達は荒廃した世界の探索を始めた。所々置かれた宝箱を回収しながら。）
ゾロ｢廃墟の世界なのにこの宝箱は明らかにわざとらしく置かれている。一体だれが置いたんだ？｣

すると目の前にボロボロになった汚れたロボットが現れた。
ロボ｢オ懐カシイ、オ客様ガヤッテキタノハ何万年ブリデショウ？｣
あ、あなたは？
ロボ｢私ハ、コノ忘ラレタ世界エコロヲハルカ昔行方不明二ナッタ最後ノ代ノエコロ様二替ワッテ管理スルロボットノ唯一ノ生キ残リデス。仲間ハ皆、メンテナンス不可能ニナッテカラ寿命デ機能停止シテシマイマシタ。｣
ディ｢エ、エコロ！？アイツは悪党よ！！ジャパリパークを奪おうとしていたわ！！｣
ロボ｢イエ、エコロ様ハ、素晴ラシイオ方デシタ。エコロト言ウノハコノ世界ノ名前デアルト同時二コノ世界ノ長ノ称号デモアリマス。
エコロ様ハ何代ニモ渡リ魔法ト自然ト科学ヲ融和サセ偉大ナル繁栄ヲ築キ上ゲマシタ。｣
ネリ｢でも、今は見る影もないわ。｣
ロボ｢アナタノ言ワレル事ハゴ尤モデス。エコロ様ハアル日、コノ世界二舞イ降リテ来タ次元生命体ノ卵トサレテイル物質ヲ神トシテ崇メタノガ全テノ始マリデス。
最初ハ、一族ノ平和ト繁栄ヲ願ッテ、崇メテオリマシタガ、アル日野心ガ芽生エ、『神ノ力ヲ使ッテ存在スル全テノ世界ヲ支配シ、一族ヲ虐ゲテキタ人々二復讐スル事』ダケヲ思イ民ヤコノ世界ヲ無視シテデモ次元生命体ヲ崇拝シ続ケ逆二滅ビノ道ヲ歩ミ続ケマシタ。
次元生命体ハエコロ様ガ持タレタ負ノ感情ヲ糧トシタ事二ヨッテ闇二染マリ、エコロ様モソノ影響デ狂ワレマシタ。｣
ミャ｢そうか、それで、この世界はこの有り様に……｣
ロボ｢私ガコノ世界ノゴ案内ヲ致シマショウ。工場ハ汚染サレタ煙デ充満シテイル為入レマセンガ、フィルターガ破損シテイルニモ拘ワラズ稼働シ続ケ、汚染サレタ煙ト、廃液ヲ垂レ流シテ、コノ世界ヲ荒廃サセマシタ。｣

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