みょうじ、こっち来て。(ヒソヒソ)用件はわかるだろ?ここでする話じゃねぇから。(コソコソ)

【遥と連れ立って空き教室に移動した。】


昨日はクラスのやつの家に泊まったんだって?…直接聞いたわけじゃねぇって。耳に入ったの。あれだけ教室で騒いでればそりゃあな?

まぁ無事なの確認できてとりあえず良かった。今日来てないようなら警察に捜索願出す事になってたからギリギリだったな?

なに吃驚した顔してんの、当たり前じゃん。連絡しても無視だし帰ってこねぇし、親父もおばさんも事件に巻き込まれたんじゃねぇかってスッゲー心配してた。みょうじからいつ連絡が来てもいいようにってスマホ手にずーっと起きててさ。結局寝てなかったよ2人共。

…オレだって本当は学校に来るような心境じゃなかったんだ。けどもしかしたら学校に来るかもしれねぇから、それ真っ先に確認できるのオレだけだから仕方なく来たの。

…………みょうじ。何か不満があったのか、それともちょっと心配かけてやろうって悪戯心だったのかはわからないけど…とりあえず今すぐにおばさん達に連絡してあげて。オレから連絡はいれてるけど、2人共きっとすぐにでもみょうじの声聞きたいって思ってるはずだ。



名前:西條 遥
同居開始して10日経過

ヨシ!

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