?『そこの妖怪!そこで止まりなさい!』
物怪『あぁん?』

間一髪で先程の少女が物怪と男の子に割って入って来た

物怪『天狗風情がなんでこんなとこに』
天狗少女『何故とは愚問ですね、ここは我々天狗が治める山です
山を荒らす不届き者がいれば退治するのは当たり前』

物怪は嫌そうな顔だったが
次第に悪い顔へ戻っていった

物怪『そうか、ここは天狗が治める妖怪の山か
だがな所詮は下っ端な白狼如きに俺に適うとでも…』
?『一人お忘れではないですか~?』

そう声が聞こえる空に…
その時である!