(少し心配でわたるの家にいってみた)


(インターホンを鳴らすと秒でドアが開く)



おはよう。来てくれたんだ?


昨日はごめんね?


...どうぞ。中に入って。


(握る力は弱く、しかし力強く手を引かれる)



....。


昨日の人って、誰?


彼氏?


...ああ、ごめん。怖がらないで。


少し気になっただけだよ。



......。


教えて、くれないんだ。



まあ、教えたくないこともあるよね。


今日は映画でも見る?


座って座って。






(ソファーに座った。が、横にわたるが座る。いつもは少し離れた位置に座るのに、今日は距離が近い。お互いの太ももがくっつく位置だ)


(それからお互いが好きな映画をみた。)


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面白かったね。やっぱり君とは映画の趣味が合うよ。





(ふとももに置いた手をそっと握られる)









俺、さ、




君のことが好き。

ずっとずっと前から。


性別関係なく、ありのままの俺を受け入れてくれて。

どれだけ救われたか。


君がいてくれなかったら、きっと俺は死んでた。




体は男だけど、心は女だから,,,、この気持ちを打ち明けたら、気持ち悪がられると思って。

言えなかった。



でも、でも。


君が他の男と一緒にいるのを見て、俺のものなのに、絶対渡したくない、って

ずっとそんなドロドロした感情ばっかり渦巻いて。


ずっと心が苦しかった。


俺、周りからは本当にいい人って思われてるみたいだけど、全然違うよ。



好きな人が別の人と幸せになろうとしてたら、まったく祝福できない。


好きな人には、俺と幸せになってほしい。俺とありふれた家庭をつくって、小さな幸せをいっぱい積み重ねていって、最後は一緒に死にたいよ。


もしそれを好きな人が拒んだとしても、俺は、無理してでも、一緒にいたいって、思う。



はは、言いたいことがいっぱいで、ぐちゃぐちゃでうまく言葉にできてないかも。



重い、よね。



でも、どうか受け入れて。


俺、君がいないともう生きる理由がなくなるんだ。


ねえ、....俺と、結婚前提に、お付き合いしてください。











付き合う


次の日