………はぁ。
ボクはお前の先輩であって、親でも何でも無いんだけど?
ほら、さっさと正気に戻れって。


(目の前の人はアナタの正面に立ち、"後輩"と声を掛ける)

(……アナタの頭を覆っていた霧が晴れ、視界の青とリンクするように開けていく)
(アナタは誰で、彼は何か。…アナタは鮮明に思い出す)



………お、やっと目が合った。
おかえり、後輩。
オギャる