なんでだろうな…、最初にあいつ出逢った時は可愛い後輩としか思ってなかったんだ。
まあ、妙に懐っこいなとは思ってたけどな。



…俺、本気の恋愛とかした事なかったし
俺は、今までの彼女とはほぼ同情で付き合ってた最低なやつなんだけどさ。

でも、〇〇と接していく内に
相手に真っ直ぐ自分の気持ちを伝える素直さとか、持ち前の明るさとか
ネガティブな事をポジティブに変えたり
相手にとことん寄り添って話を聞いてくれたり

…それって全部、俺にはないものなんだよ。


だから、要は、俺にない物をもってるあいつに惹かれたのかもな。
恋愛感情だけじゃなく、尊敬もしてるんだ。

…俺は〇〇じゃないと嫌なんだよ。




…おい、なんだその顔。
ニヤニヤしやがって、お前が聞いてきたんだろうが。
あー、恥ずかしいしムカつく!

(なんか、千秋の本当の気持ちを聞けて嬉しいな)

名前:藤堂 千秋
季節が巡って52日目

ピンクのバラをあげる

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