千秋「…と、〇〇に言われたと。」





…はい。
俺のことが嫌いになったのかと思ったんですけど、そんな素振り全然なかったし…
忙しいなら忙しいで、一言欲しいっつーか…

スマホでメッセージ送っても、既読スルーで…
…やっぱり俺、〇〇先輩に嫌われちまったんでしょうか。



千秋「…(嫌いな俺に相談とか、相当落ち込んでるな水瀬…)
…まあなんだ、今は忙しいんだろ。
お前を嫌いになったなら、"しばらく”とは言わず
「もう会わない」って言うんじゃないか?
嫌いなら、メッセージもブロックするだろうしな。
もう少し待ってやれよ。」


…わかりました。



千秋「…というかアレだな、お前って〇〇にそう言われたら強引にでも会いに行きそうなのに
そういう事はせずに、こうして大人しく待つやつなんだな。」


だって、〇〇先輩にこれ以上嫌われたくねーし。
…待つのは慣れてるんで。

…(しょぼん)


千秋「…(さながら、忠犬ハル公だな…)」



(放課後、千秋から「もう水瀬にヨシしてやれ」という謎のメッセージが入ってた)

名前:藤堂 千秋
季節が巡って50日目

ピンクのバラをあげる

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら