…!
(あなたが入れ替えた酒(水)を一口飲むと、一瞬眉間にシワが寄った)
(次の瞬間、グイッと腕を引っ張られ)
(唇に少し冷たい何かが当たる)
(目を開けると、眼前には伊吹の整った顔があった)
(どうやら、キスをされたらしく
口の中に先程入れ替えた水が押し込まれてきた)
(身動きが取れず、そのまま飲み込んでしまう)
…は、水なんかに入れ替えやがって
次またしたら、今のよりももっと深いのお見舞いしてやるからな?
…あ、キスされてえからってわざと入れ替えるなよ?
(水が垂れた口を拭い、ニヤリと意地悪な笑みを浮かべた)
名前:藤堂 千秋
季節が巡って49日目
ピンクのバラをあげる
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