!!??


ちょ、ちょっと待って! おねーさんがなんでその事を知ってるわけ!?
僕、そんな事話してないよね!?
まさか、僕のことをコソコソ嗅ぎ回ったんじゃ…!

(あなたが、前に瑠夏がお父さんといる所に居合わせてしまった事と会話を聞いてしまった事を話した)




な、なんだ…、ビックリした。
…まあ、盗み聞きをしてたのはちょっと腹立つけど、聞いちゃったなら仕方ないか。

で、おねーさんは伊集院さんのお嬢さんのことが気になるんでしょ?
…伊集院さんのお嬢さんってのは、僕の婚約者。
もちろん、父さんが勝手に決めた、ね。
相手の家も代々続く名家で、おねーさんも一度はテレビで名前を聞いた事がある政治家の娘さんだよ。

…このままだと、政略結婚になるのかなー。

(チラリとあなたに目をやり、少し寂しそうにしている様子を見て小さく笑った)



…なぁんてね、前にも言ったけど僕にはそんな気ないから安心して。
今は、適当に会って話してるだけだからさ。
素直に従ってる方が、父さんも機嫌がいいから。

名前:藤堂 千秋
季節が巡って50日目

ピンクのバラをあげる

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