……あー、ま、まあ、モテる…な、ある意味…

(ある意味?)



(すると、遠くから犬を引き連れた女の人達が走ってやってきた!)

(…いや、"犬たち”が楓目掛けて走ってきた!)



(…あっという間に、楓は様々な犬に囲まれて
飛びつかれたり、撫でろと言わんばかりに手を鼻先でグイグイ押されたり
顔をペロペロと舐められたりと、すごく"犬”にモテていた)



…っあー! お前らっ、ちょっとは大人しくしろって!
いつもいつもオレを見かける度に飛びついてきて
オレはお前らの仲間じゃねえぞ!!

(と、言いつつ平等に撫で回している)

(飼い主の女の人達が言うには、楓が遠くにいても匂いでわかるのか
一目散に走り始めてしまうという)


(…もしかして、仲間だと思われてるのでは?)

名前:藤堂 千秋
季節が巡って50日目

ピンクのバラをあげる

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